東海カップを終えて②

 

で、続いて試合に挑戦したのは悠美選手。

 

試合時間が迫る中でのアップにも力が入ります。

基本動作の確認がメインになります。

加工7

試合直前・・・段々と試合が進み緊張も増していきます。

加工6

ついに試合開始ッッ!

※赤いヘッドギアが悠美選手

DSCN1636

DSCN1631

DSCN1632

DSCN1633

 

相手の選手の方が背も高くリーチもあったので苦戦しながらも・・・

 

何とか判定で勝利を収める事ができました(初勝利ィ)!!!

 

昨年5月のナゴヤドーム大会でのデビュー戦から2戦目での勝利は大したモンです。

 

相手の選手の出方を見ながら・・・

な~んて駆け引きはまだまだ初心者には無理なんで

指示はシンプルに、

「普段やっている3つの事をやり切ろう」

に絞り、見事にそれを実践してくれました。

 

私自身はセコンドに就く際、初心者でも上級者でも

普段やっている事の再確認をするように心掛けています。

試合前に「こんな新しい技もあるぞ」的なアドバイスをしたいのですが・・・

そこはいつもグッと我慢します。

普段やってない事をいざ緊張する試合で出せるワケなんてないですから。

選手も試合前は不安なんで「新しい事」をやりたがるんですが・・

逆にそれって自分の良さを消してしまうんじゃないかと思います。

緊張する試合になれば練習と同じパフォーマンスを出すのは難しく、

特に初心者は練習時やってる事の3~5割が出せればOKだと思います。

 

だからこそ。

 

「普段やっている事の積み重ね」が大事だし、

それだけが「自分が自分を信じる根拠」に繋がると思います。

(流した汗は嘘をつかない!っていい言葉です)

出来る事・出来ない事、その時のコンディションを見極めながら

的確に指示を出せるようなセコンドになりたいですねぇ・・・

 

相手選手と試合後、少しお話をしたのですが、空手始めて半年との事!

ハートも強い、手足のリーチもある素晴らしい素材なんで強くなるだろうなぁ!と確信。

 

試合前、コチラも(おそらく先方も)緊張して全く余裕のない中で・・

「宜しくお願いします」ときちんと挨拶をしてくれてこちらが恐縮するひとコマも。

 

また対戦する機会がありましたら宜しくお願いします。

 

③へつづく

 

金本

 

 

 

 

コメントを残す